小林病院

神経内科・漢方内科Neurology / Kampo

神経内科

脳・脊髄(脊椎を含む)、末梢神経、筋肉を専門とする以下の疾患について診療致します。 脳梗塞、脳出血又は、その後遺症合併、アルツハイマー病、老人性痴呆等に関して、治療可能な痴呆を発見し、治療することが神経内科の現在の役割と考えております。 頭痛(緊張性頭痛、偏頭痛)の診療も行っております。めまいについては、原因となる病変は脳のみに限らず、耳(前庭)や貧血、高血圧、低血圧などの内科疾患も含まれますので、 早期の受診をお勧めします。 また神経疾患なのか、心療内科に行くべきなのか迷われることがあると思います。神経疾患をきちんと除外して、心身症、神経症も診療してまいります。 重症な統合失調症、躁うつ病は専門医に紹介させていただきます。 その他、不随意運動(自分の意思とは関係なく顔面や手足が動いてしまうもの)、手足がふるえる振戦や半側の顔面が引きつる半側顔面けいれんなどの疾患についても適切な治療を行います。 コロナ後遺症外来について 新型コロナウイルス感染症に感染し快復された方の中で、倦怠感や味覚障害、頭痛、呼吸苦などの症状が一定期間、続く方がいらっしゃることが分かっています。 一日も早く元通りの生活ができる助けになるよう、漢方の力を併用し神経内科と心療内科で培った30年の経験をもとに、当院にしかできないコロナ後遺症治療を行います。

漢方内科

漢方医学は、二千年前から続く古い医学で、保険適応のエキス剤は明治以降の方剤もありますが、ほとんどが1800年前の傷寒論(しょうかんろん)などに記載された古い方剤です。しかしながら、これらの長い時間生き続けてきた漢方方剤は、それなりの効能効果があってのことです。漢方医学は今日、高齢化社会を迎えた日本で見直されています。 西洋医学を一言で表せば病因除去(びょういんじょきょ)の考え方であり、東洋医学を一言で表せば偏向是正(へんこうぜせい)の考え方です。元日本医師会会長の武見太郎は漢方医学そのものが日本の優れた財産であり、とりわけ人間の全体像を見る柔軟性のある診療、という点において優れていると考えていました。病名診断すなわち治療学といった西洋医学の構図とは異なる診療に注目していました。 漢方薬は副作用の少ない安全性の高い薬です。とらえ所のない高齢者の多くの症状、冷え性や末梢循環障害、更年期障害、心身症、神経疾患、皮膚病、胃腸病などに威力を発揮します。 本院漢方内科では、上海中医薬大学付属曙光病院への留学経験も踏まえた、最新の医療を行ってまいります。

診療担当表

診療時間第1、3、5土
(午前)

担当医紹介

泉 義雄(いずみ よしお)【非常勤医師】

略歴
所属学会 日本神経学会
専門領域 神経内科
漢方内科
心身症科

神経内科・漢方内科

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