血液でのがんの検査

  • がんの細胞は特徴のある物質を血液中に出すものがあります。
  • 正常な細胞ではほとんど産出されないため、その物質を測ることによりがんであることが推測されます。
  • 最終的な診断は、医師が診察や他の検査等により総合的に判断します。

ピロリ菌の検査

ピロリ菌はヒトからヒト(口から口)がほとんどで、家族内(親から子へ)での感染が主といわれています。 日本人の感染率は人口全体の50%といわれています。 ピロリ菌が胃内に定着すると胃炎や胃潰瘍、十二指腸潰瘍のリスクがあがり、これらが慢性化すると胃がんなどのリスクも上昇します。

  • 診断
    内視鏡検査等で胃潰瘍や胃炎の診断がされた時、病理組織検査・血液検査・便検査・呼気検査などのいずれかで感染診断をします。
  • 除菌
    指定の薬剤を7日間服用し除菌治療。
  • 除菌判定
    服用後4週間以上経過後、病理組織検査、血液検査、便検査、呼気検査などのいずれかの方法で陰性になったことを確認します。

睡眠時無呼吸症候群の検査

睡眠中に何回も呼吸が止まり、ぐっすり眠ることができない病気です。 大きないびきをかく・日中の強い眠気・夜間の呼吸停止・夜中に何度も目が覚めるなどの症状があります。

  • 簡易型検査装置を、自宅にて患者様自身が装着して眠り、翌朝はずして病院へ持ってきていただき睡眠中の状態を検査します。
  • 睡眠時無呼吸症候群と判断された場合は、CPAPやASVにて治療をおこないます。